夜勤が多い!ナースの悩み

看護師の悩みに多い夜勤・残業・休暇について、いくつかの対応策を紹介しています。

夜勤や勤務時間に関する看護師の悩み

出産や育児、結婚などの個人的な理由を除き、看護師の離職理由の上位を占めるのは残業や夜勤、休日に関するものでした。

「夜勤が体力的にきつい」
「勤務時間が長い、残業が多い」
「なかなか自分の欲しい休みがとれない」
「土日祝日が休みとは限らないので、子供と過ごす時間が少ない」

など、あくまでも一例ではありますが、このような悩みをもつ看護師は非常に多いのです。
医療に昼も夜もありませんし、土日祝日もありません。ましてや入院設備のある病院なら、残業・夜勤・土日出勤は避けて通れません。
みんなが好き勝手に休んでしまえば病院側も困りますし、同僚から嫌味を言われてしまうこともあるでしょうから、気を遣って休みが取りづらいというのが実状のようです。

おすすめしたい解決策

「嫌なら残業も夜勤もしなくていいよ!」なんてことは言ってられません…。
ここでは、わかっちゃいるけど、やっぱりつらい…という方へ解決策を提案いたします。

≪解決策1≫上司や同僚に相談
まずは、病院内で働く上司や同僚に相談してみましょう。
上司に相談をして夜勤や残業が少ない部署に変えてもらえれば、心おきなく勤務もできます。
また、同じ部署で働く同僚とコミュニケーションをとり、休みたい時にシフトを変わってもらえるような関係性を作っておきましょう。
たとえば普段の土日はなるべく仕事をして、子供の行事などにはシフトをチェンジできるようにするなど…。
≪解決策2≫違う病院に転職
前向きに転職活動する女性のイメージ写真思い切って転職するのも一つの方法です。
病院によって二交替制、三交替制があり、自分にあった勤務体制のところを選んでみると、意外と理想の職場が見つかるものです。
入院設備のない診療所なら、夜勤はもちろん土日祝日だけでなく、平日も午後休診または休診というところもあります。これなら周りの目を気にすることなく休めますね。
また、有給もきちんと消化できる病院や、残業・夜勤の少ない病院などもあります。
ただし、いざ働いてみるとこんなはずじゃなかったということもあり得ますから、そうならないためにも、看護師転職サイトのコンサルタントに相談して、事前に病院の内情を調べてもらいましょう。
≪解決策3≫病院以外で看護資格を活かせる職場に転職
看護師の働き口は病院ばかりではありません。
企業や学校などの医務室、製薬会社や治験会社、保育園などでも働けます。
病院以外であれば残業・夜勤はほとんどありませんし、土日も休めるでしょう。夜勤がないのに意外と給料が高いところもありますから、病院にこだわりがない人は他の就職先を探す方法もあります。